当社で採用している投資方針の大きな特徴は、
1.徹底した調査に基づくファンダメンタル投資
2.長期投資を辞さない
3.少数集中投資
です。
1に関しては、企業を買収する時と同様に、その企業をあらゆる側面から調べ、適正だと考えられる価値を弾き出した上で、その価値よりも大幅に割安な価格(=株価)を株式市場が提供してくれる時のみ投資助言を行う、というもの、
2に関しては、マーケットでも他の分野と同様に、あまり人の好まないことをする事が出来る者こそが大きなリターンを手にするチャンスを持つと当社では信じており、短期的な利益に目が行きがちの多くの投資家の中で、当社のお客様に満足度の高いリターンを上げて頂くためにも、当社のメンバーが集中すべきは、1週間、或いは1ヶ月といった短期間での値動きを予想する事ではなく、かなり先の期間までの、その企業の事業の経済性を予測する、という点になっています。
然しながら一方では、収益の規模を一定とするならば、運用成績は当然に時間の関数でもありますので、長く持つのが目的という事ではなく、あくまで高い収益を上げられるのであれば、長期的に保有する事を辞さない、という姿勢が、当社としては重要だと考えている、という意味になります。
3に関しては、分散投資自体が悪いという事では無く、多くの環境の中で、本当に良質な企業が、魅力的な価格で入手可能な取引が、同時期にそれほど沢山起こりうるとは当社では期待しておらず、そうであるならば、「リスク分散」という聞こえの良い一つの行動を行うためだけに、取引の水準を下げて、「非常に良い」取引に加えて、「そこそこ良い」取引を多くポートフォリオの中に組み入れる、というよりも、その数がたとえ少数になったとしても、「非常に良い」取引のみに集中してポートフォリオを作り上げる方が、当社では正しいビジネスの仕方であると考えている、という意味になります。
一方、「卵を全て一つのカゴに入れて、それを細心の注意で見張っている」方が、「卵を沢山のカゴに入れておけば、幾つかのカゴが落ちてしまってもまだ安心である」というものよりも、当社が正しいと感じる姿勢ではあるものの、歴史を振り返ってみれば、本当に予期せぬような事態が、本当に起こり得ないように見えた企業に対してすら、訪れた事が稀にある、というのは大切な事実であると当社では考えており、文字通り「全て一つのカゴに入れる」、或いはそれに近いような行動は、注意深く避ける事が同様に重要であると考えています。
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